日常 ~第3回 藤原の効果~

日常 ~第3回 藤原の効果~

2019-10-21 0 投稿者: ごん

2019.10.21 Mon

この時期に、台風ができた沖縄を通過した

ということに、時節柄、少し驚きましたが、なんと、今回は台風が2つも来ているとのこと!

 

どこかで合体するの?進化するの?巨大化するの?どうなるの

と、気になったので、調べてみました

 

コンテンツ

台風とは

そもそも、台風とは何なんでしょうか。

気象庁のHPによると。。。

熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。

 台風は、通常東風が吹いている低緯度では西に移動し、太平洋高気圧のまわりを北上して中・高緯度に達すると、上空の強い西風(偏西風)により速い速度で北東へ進むなど、上空の風や台風周辺の気圧配置の影響を受けて動きます。また、台風は地球の自転の影響で北~北西へ向かう性質を持っています。

台風は暖かい海面から供給された水蒸気が凝結して雲粒になるときに放出される熱をエネルギーとして発達します。しかし、移動する際に海面や地上との摩擦により絶えずエネルギーを失っており、仮にエネルギーの供給がなくなれば2~3日で消滅してしまいます。また、日本付近に接近すると上空に寒気が流れ込むようになり、次第に台風本来の性質を失って「温帯低気圧」に変わります。あるいは、熱エネルギーの供給が少なくなり衰えて「熱帯低気圧」に変わることもあります。上陸した台風が急速に衰えるのは水蒸気の供給が絶たれ、さらに陸地の摩擦によりエネルギーが失われるからです。

(出典:https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-1.html)

 

長い!ただただ長い!これをだれが読むんだ!(笑)

ということで、要約すると

定められた海域において発生し、一定以上の風を吹かせる低気圧を台風と定めている

ということです。

 

そんな台風は、毎年20-30発生しており、その中の一部が日本及び近海を通っていっているのです。

また、ハリケーンやサイクロンも基本的には、台風(タイフーン)と同じだが、発生海域が違うものとなっているようです。

感覚としては、ニュースで聞くようなアメリカのハリケーンのほうが巨大なイメージはありますけどね。

 

台風は同時に複数発生するのか

答えはYesです。

地図で見るとそれほど広くは見えませんが、海は広い

どこまでも果てしない海が続いています。

その中で互いに干渉なく、それぞれに発生しうるのです。

 

台風は合体するのか

そこで、本題

もし、複数の台風が出会ってしまったら、どうなるのか。

合体してしまうのか、消滅してしまうのか、無風域が形成されるのか。

結論としては、とっても複雑な動きをする!ようです。

気象庁によると、

2つ以上の台風が接近して存在する場合に、それらが互いの進路に影響を及ぼすこと。その結果、相対的に低気圧性の回転運動をするなど、特徴的な動きをする。

とのことです。

その複雑な動きを研究したのが、藤原咲平。

この方の研究によると、以下の6パターンの動き方があるようです。

相 寄 り 型 :2つの台風の強弱がはっきりしている場合、弱い方が強い方に融合される。

指 向 型 :一方の台風の風の流れが周りの風向きと重なり、

もう片方の台風の動きを支配したのち、衰弱(消滅)する。

追 従 型 :二つの台風のうち,一方の台風が先行し,

その後もう片方がを同じような経路を通る。

時間待ち型 :二つの台風のうち,東側の台風が進み,北に位置するのを待って,西側の台風も進む。

同 行 型 :二つの台風が並列して同じ方向に進む。

離 反 型 :二つの台風が同じくらいの強さの場合に、片方が加速し北東へ,もう一方は減速し西へ進む。

 

いやーほんとに複雑ですねー

ただ、巨大化したり、強くなったりすることはないようですので、しっかりと準備をして

慌てずに、落ち着いて行動することがやっぱり大事になってくるようです。